知多四国の楽しみ方入門 その3|知多半島だいすき20代オススメ!巡礼の作法

知多四国とは

知多四国とは、新知多四国や知多四国霊場等とも呼ばれる、知多半島に点在する弘法大師ゆかりのお寺を巡るコースのこと。

知多四国は四国八十八か所霊場に感銘を受けて開かれ、小豆島(香川県)、篠栗(福岡県)と共に、「日本三大新四国霊場」の一つとされています。

知多四国のスタートは知多半島の根もとである豊明市から。

ぐるりと右に一周しながら、途中日間賀島と篠島に寄り道する、約194kmの巡礼コース。

霊場と呼ばれる、お寺は八十八か所ありますが、巡礼は一か所だけでももちろん可能。

実はとってもお手軽に始められる、パワースポット巡りなんです。

知多四国の魅力から作法までぎゅぎゅっと詰まった3連載!

「パワースポットと言われても、わざわざ地元を回って楽しいの?」と思われる方もいるでしょう。

いや、地元だからこそ、回ってほしいんです。

わざわざ遠方へ旅行に行かなくても、地元で手軽に「しっかり」楽しめるのが知多四国。

本記事で最終回となる、20代30代のための知多四国入門。

あなたのもとへ知多四国の魅力は届いているでしょうか?

もし誰がなんで作ったの?、どんなご利益があるの?と疑問いっぱいの方はぜひ、以下の記事も合わせてお読みいただけたら嬉しいです。

入門1のリンク

入門2のリンク

本記事では、明日行くとしたら、なに準備したらいい?の疑問にお応えするべく、服装や持ち物など、知多四国の巡礼作法について、ご紹介していきます。

知多四国の巡礼の仕方

これからご紹介する巡礼の仕方のを一例に、ぜひ自分なりの「巡礼スタイル」を見つけてほしいなと思っております。

自分だったら、こんな風がいいなとイメージを膨らませながら、読み進めてみてください。

1.順番|自分都合で大丈夫

巡礼の順番は、何番のお寺から始めても大丈夫。

公式HPには、豊明市の1番から回ると、知多四国限定の納経帳(のうきょうちょう)など、巡礼に必要なものを揃えてから、右回りに回ることでほぼ順番通りに回れるとありました。

ですが、無理せず行ける時に、行けるところから始めるのがお手軽で、いま流。

1番から始めるもよし、自分のまちの札所から始めるもよし。

自分の生活スタイルに合わせて、自分都合にいきましょう。

「忙しくて全部は無理」という方は、ぜひまずは1か所から知多四国巡りに出かけてみませんか?

2.回り方|その日の気分でチョイス!

知多半島をぐるっと一周回る全行程は194㎞ 。

徒歩だと約12日〜15日程度、車だと約2泊3日(日帰りだと3日~4日)で完了すると言われています。

四国のお遍路は、四国をぐるっと回ると新宿駅・博多駅間とほぼ同じ1107kmなので、ちょっと長すぎる、、、と感じる巡礼初心者の方でも、知多四国は始められそうですね。

最近は駅から徒歩で巡礼をされる方や自転車で巡礼される方が多いようですが、バスやタクシーで回ると、見慣れた町なのになんだか遠方まで足を伸ばしたように、ぐっと旅行気分が味わえちゃうかも。

地元のお寺だからこそ、その日の気分に合わせた回り方をその都度決めることができますね。

3.服装|自分のスタイルに合った服装で

昔ながらの作法では、白衣(白装束)を着て、笠(すげ笠)を被り、杖をついて回るのが、巡礼スタイル。

白衣や笠は豊明市の第1番曹源寺、南知多町の第43番岩屋寺、知多市の第71番大智院などで購入ができるそう。

いまは通販で事前にと寄せられますので、もし本格的な巡礼のスタイルを体験したいという方は、一式揃えても良いかも。

ですが、全て準備するのも大変ですし、手軽に始めたいという方は、基本、自由でOKです!

が、せっかくの巡礼なので雰囲気を味わいたいという方は、白のアイテムを一つ身に着けたり、一緒に行く人と白のリンクコーデをしてみるのもいいかも!

車やバス・タクシーで出かけたとしても、お寺の入口までが山道な場所もあるので、季節に合わせた歩きやすく、動きやすい服装で出かけてみてください。

4.日時|自由に参拝OK

知多四国を巡礼する際は、特に予約もいらず、自由に参拝可能。

しかし、神社は24時間参拝可能なところが多いですが、お寺の多くは17時ころに閉門するところが多いため、午前中か午後のあたまに出かけると良いとされています。

特に夏の日中はとても暑くなるので、朝活で巡礼するのもいいかもしれません。

朝のお寺は、より気持ちがいいですよ。

仕事前に参拝してもよしお休みの日のカフェやランチの前に参拝もよし。

自分の生活スタイルに合わせて、巡礼してみてください。

5.持ち物|基本いつもの出かける鞄でOK

基本はいつも通りの持ち物でOKですが、せっかくなので納経帳(御朱印を集める知多四国専用のもの)があると、知多四国をぐっと楽しむことができるでしょう。

納経帳は、1番から88番まで順に書いてるので、スタンプラリー感覚で楽しめます。

この納経帳は通販か豊明市の第1番曹源寺で購入可能とのこと。

ふとした時に始められるように、通販で購入してみるのもいいかもしれません。

また、一般的に、巡礼では数珠をもって、お線香をあげるのが作法と言われています。

もし、しっかり巡礼したいと考える方は、ぜひ準備してみてください。

番外編|初心者にオススメ!イベント参加で気軽に巡礼

自分たちだけでお寺に行くのは作法もわからないし、緊張しちゃう。

そんな人にオススメなのは、年に数回開かれている巡礼のイベントに参加すること。

知多四国に関連するものは名鉄が主催するものと、知多四国霊場会が主催するものの2種類あり、他にも各市町や旅行会社が主催するものまでさまざまあります。

駅集合で、自分のペースで巡礼することで、参加証や記念品が配られるイベントもあります。

他の巡礼者さんとワイワイ歩きたい方は、インターネットで「知多四国 イベント」等で検索し、イベントを探してみてください。

巡礼の心得

お寺の建物、そしてその中にいる仏様や弘法大師に手を合わせ、参拝するだけでも十分なのですが、巡礼では写経を奉納したり、お経を唱えることが作法とされています。

もし、写経やお経に興味がある方がいたら、ぜひチャレンジしてみてもよいのでは?

ここからはおてがる編と本格派編の2種類の巡礼の作法を紹介しますので、自分にあった方を参考に参拝してみてください。

1お寺に入る門のところで合掌して一礼。
2手を洗うところがあれば、手を洗い、口をすすぎ、身を清めます。
3そのあと本堂のご本尊様をお参り。お賽銭を納め、合掌。
4次に弘法堂のお大師様にお参り、お賽銭納め。合掌
5納経所でご朱印を頂きます。
6お寺を出発する際は、門のところで合掌して一礼します。

【持ち物】お賽銭・納経帳
1お寺に入るところで合掌して一礼
2手を洗うところがあれば手を洗い、口をすすぎ、身を清めます。
3そのあと本堂のご本尊様に、お賽銭、合掌。
心を込めてお経(般若心経・光明真言・南無大師遍照金剛ほか)を唱えます。
4次に弘法堂のお大師様に参り、ろうそく・お線香をささげ、お賽銭、合掌。
心を込めてお経(般若心経・光明真言・南無大師遍照金剛ほか)を唱えます。
5納め札を納めます。
6写経を行い、納めます。
7納経所でご朱印を頂きます。
8お寺を出発する際は、門のところで合掌して一礼します。

【持ち物】お賽銭・納経帳・ろうそく・線香・ライターなど

愛知のお寺にはまだまだ不思議と魅力がいっぱい

今回は私たちの暮らしのすぐ近くにある「知多四国」について、紹介させていただきました。

知多四国だけでもかなりボリューミーになりましたが、愛知県内には他にもたくさんのお寺があります。

そして愛知県はなんとお寺の数が日本一多い県!なんですよ。

今後はそんな不思議いっぱいなお寺がい多い県、愛知のお寺の魅力や、普段関わりが少ないお寺で働く住職さんやおくりさんへのインタビューも企画しています。

普段あまりお寺はなじみがないという方も、ぜひ気軽にお寺に訪れ、心清らかに、あたたかに過ごしてもらえたらとても嬉しいです。

魅力がいっぱいの知多四国巡り

最後までお読みいただきありがとうございます。

3回に渡って、知多四国の魅力をお伝えしてきた本連載。

いかがでしたでしょうか?

作られてから200年以上経ってもなお、たくさんの方が訪れている知多四国。

お告げを受け取った地元のお坊さん、たったひとりから始まった、と思うとなんだか少し身近なものに感じませんか。

亮玄の思い、弘法大師の思い、それに感銘を受けて協力した方々の思い。

たくさんの人の思いが詰まった知多四国は、現代に続くパワースポットになったのです。

知多四国は明日からでもすぐに始められる、心穏やかな時間。

そして心身共に清らかになる時間。

こちらの記事を読んで知多四国が気になった方は、ぜひ知多四国巡礼を始めてみてください。

それではまた次の記事でも、みなさまにみなさまにお読みいただけますように。

今日も心穏やかに、過ごせますように。

ここまでお読みいただきありがとうございました。